ベビー用品通販サイトに不正アクセス - 過去にもDB侵害、協議中再発も
同社では、問題を把握した3月27日にクレジットカードによる決済を停止。4月27日に調査報告を受け、その後の対応を協議していたが、再度ウェブサイトの改ざんが発生した。

再度発生した改ざんの誘導先となった偽決済ページ(フィセルの発表より)
2019年5月14日から同月20日にかけて、同サイトよりふたたび偽のクレジットカード決済画面に転送される状態に陥った。「クレジットカード情報を入力しても決済は完了せず、カートが空になった」といった顧客からの連絡で被害へ気が付いたという。
調査を行ったところ、IPアドレスベースで30件が転送されており、これら顧客についても、クレジットカードの名義や番号、有効期限、セキュリティコードなどが詐取された可能性がある。同社は、改ざんの再発を受けて同サイトを停止した。
また3月より進めていた外部事業者による調査の過程で、過去に別の情報流出が発生していた可能性が浮上した。脆弱性を突かれ、データベースに保存されていた情報を窃取された可能性がある。
(Security NEXT - 2019/09/20 )
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