個情委、JapanTaxiに再度指導 - 4カ月間改善なく
個人情報保護委員会は、JapanTaxiに対して個人情報保護法に基づく行政指導を行った。同社は2018年11月にも行政指導を受けていたが、2019年4月まで改善策を講じていなかったという。
同社は、タクシーの車内に設置したタブレット端末に内蔵されたカメラで乗客の顔画像を取得。性別を判定して広告配信していたが、利用者に対して十分告知しておらず、2018年11月に行政指導を受けていた。
個情委は、今回再度指導に至った理由について、タクシー利用者の権利利益に対する影響の程度や、事業者における顧客目線の重要性という観点にくわえ、行政指導への対処に要した期間など組織体制上の問題点も挙げた。
4月以降は、乗車時にタブレット端末の画面上で告知を表示するよう対策を講じたほか、他改善策の方針についても同社より報告は受けており、引き続き同社の取り組みを引き続き注視していく。
(Security NEXT - 2019/09/17 )
ツイート
PR
関連記事
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
Googleグループ57件が公開設定、個人情報が外部閲覧状態に - ダイソー
案内メール誤送信で顧客のメアドが流出 - アルバイトタイムス
高校で生徒の成績情報などをTeamsに誤アップロード - 千葉県
サイバー攻撃でサーバ暗号化、詳細を調査 - 日本ロックサービス
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
外部審査員がサポート詐欺被害、PC内に審査情報 - JARI-RB
サーバでランサム被害、影響など調査 - ホスピタルサービス
学生ポータルで不具合、想定外の認証でアクセス可能に - 東経大