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注意喚起で掲載した架空請求ハガキに個人情報 - マスキング不十分で

神奈川県は、架空請求の注意喚起を行うため、同県ウェブサイトに掲載していた写真に、個人情報が含まれていたことを公表した。

同県によれば、消費生活課では、架空請求ハガキなどを送りつけてくる事業者名を実物写真とあわせて公開しているが、3月27日から9月12日にかけて個人情報のマスキング処理が不十分な状態の写真を公開していたという。

9月12日に封筒の宛名に関する墨塗り処理が適切に行われていないとの指摘が寄せられ、問題が発覚。容易にマスキング処理を外すことができる状態だったという。

今回の問題を受けて同県では封筒の写真を削除。対象者に説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2019/09/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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