Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

和食ファミレスチェーンの予約システムで個人情報流出

関東を中心に展開する和食ファミリーレストランチェーン「華屋与兵衛」の予約システムが侵害され、個人情報が外部に流出したことがわかった。

レストランチェーンを展開する華屋与兵衛によれば、7月25日夕方よりシステムに対する攻撃が行われたもので、同日攻撃を検知し、アクセスを遮断した。

7月24日と25日を対象として来店予約を行った顧客の個人情報が流出した可能性がある。また一部店舗では両日以外の予約情報も被害に遭った。

対象となる情報は、予約時に登録した氏名452件や電話番号161件のほか、一部マスキング処理されたメールアドレス231件なども窃取された可能性がある。

攻撃を受けたことを受けて、同社では、警察へ被害を相談するとともに、個人情報保護委員会へ報告した。サーバにおけるセキュリティ対策の強化なども行ったという。

(Security NEXT - 2024/08/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
海外グループ会社でインシデント、影響を調査 - 電通グループ
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「CSIRTスタータキット」の改訂版を公開 - 日本シーサート協議会
柏崎刈羽原発説明会の情報公開文書でマスキング漏れ - 新潟県
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性