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個人情報含むタブレット端末が車両ごと盗難 - 稲敷市

茨城県稲敷市は、介護認定審査会委員が車両の盗難に遭い、車内に置いていたタブレット端末が被害に遭ったことを明らかにした。

同市によれば、介護認定審査会委員が車両の盗難に遭ったもので、9月12日7時半ごろ、車がないことに気付いた。車内には介護認定審査会の審査業務で使用するタブレット端末が置いたままで持ち去られたという。

問題のタブレット端末には、介護認定審査会に関する情報が保存されており、41人分の年齢、性別、家族構成、病歴が含まれる。氏名や住所、生年月日についてはマスキング処理されているという。また端末やアプリにはパスワードが設定されていた。

同委員は同日、警察へ連絡。タブレット端末におけるデータを削除し、アプリのIDとパスワードを変更した。アプリの最終ログイン日時は審査会が実施された9月10日13時半としている。

また問題の発覚を受けて、同市ではタブレット端末に個人情報が保存されていた関係者に、書面による謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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