開示文書の墨塗り処理に不備、個人情報など参照可能 - 埼玉県
埼玉県は、開示文書のマスキング処理に不備があり、非開示とすべき内容が参照できる状態となっていたことを明らかにした。
同県によれば、秩父農林振興センターがPDFファイルで開示した文書において、本来非開示とすべき個人情報10人分が参照できる状態となっていたもの。
内容は対象者によって異なるが、氏名や住所、電話番号、所有森林地番などが含まれる。ファイルは文書編集ソフトでマスキングを行い、PDFに変換したが、対応が十分であると勘違いしていた。
1月10日に開示文書の受領者から、マスキング部分が読み取れるとの指摘があり問題が発覚。調査したところ、3回にわたり同様の問題を含むファイルを開示していることが判明。また別の2人に対しても同じ文書ファイルを開示しており、1人は同月16日に自身のウェブサイト上で同ファイルを公開していたこともわかった。
同県では、文書ファイルを提供した3人に謝罪し、情報流出の防止について了承を得た。ウェブサイトで公開されたファイルについても削除されたことを確認している。またマスキング部分に個人情報が含まれていた10人に対して謝罪を行っている。
今回の問題を受け、開示文書を画像形式とするなど、開示部分が閲覧できないよう処理を実施するほか、複数職員による確認を徹底するとしている。
(Security NEXT - 2024/01/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
廃棄端末の内蔵HDDが外部流通、内部に患者情報 - 北海道医療センター
廃棄PCの内蔵HDD、破砕されずに外部流通 - 道がんセンター
脆弱性の悪用カタログに2件をあらたに追加 - 米当局
「Cisco Catalyst SD-WAN Manager」に脆弱性 - 侵害有無の確認を
「LiteSpeed cPanel Plugin」に権限昇格の脆弱性 - すでに悪用も
市教委会議資料の個人情報にマスキング不備 - 川崎市
海外グループ会社のメルアカに不正アクセス - 大気社
イベント申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 涌谷町
土木事務所で戸籍謄本などが所在不明 - 高知県
「Node.js」に重要度「高」の脆弱性 - 更新を予告
