Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ファイル取り違え、墨塗り処理前の公文書を開示 - 静岡県

静岡県は、下田土木事務所において、個人情報をマスキング処理していない公文書を申請者に開示するミスがあったことを明らかにした。

同県によれば、公文書開示の申請者に対し、土地所有者2人の氏名と住所が墨塗り処理されていない文書データを8月21日に誤って交付したもの。翌22日に申請者から連絡があり問題が判明した。

担当者が開示文書のデータを光ディスクへ保存する際、個人情報を墨塗り処理していない元データと取り違え、内容を十分確認せずに交付してしまったという。

同事務所では申請者を訪問して謝罪し、開示文書を回収した。個人情報が流出した2人には、自宅を訪問して説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/09/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
国内セキュリティ産業の振興コミュニティが発足