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VMware、Carbon Blackの買収で合意

VMwareは、エンドポイント向けセキュリティ製品を展開するCarbon Blackを約21億ドルで買収すると発表した。

Carbon Blackについて1株あたり26ドル、約21億ドルで買収することで両社が合意したもの。手続きは2020年1月までに完了する予定。買収後は、VMwareの独立したセキュリティビジネスユニットととなる。

Carbon Blackは、買収後も顧客に対して既存の契約を維持する方針を明らかにしており、製品戦略やロードマップ、カスタマーサポートなどに影響はないと説明。一方でVMwareやDellを通じて製品を提供することで販売を強化していく。

一方VMwareでは、同社セキュリティ製品やコンテキスト内のデータを把握できる同社技術と、ビッグデータや機械学習によりこれらを解析する技術を持つCarbon Blackの技術を活用。クラウドやアプリケーション向けのセキュリティラットフォームを提供したいとしている。

(Security NEXT - 2019/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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