DDoS攻撃の踏み台、国内に少なくとも20万弱 - ボットは962件
DDoS攻撃に悪用されるおそれがある機器やサーバは、6月末の時点で、少なくとも国内に20万台弱存在するとの調査結果をA10ネットワークスが取りまとめた。
同社がDDoS攻撃の踏み台として認識しているIPアドレスについて、国内における件数を算出したもの。
具体的には、マルウェアに感染してボット化した端末と、「DNS」「NTP」「SNMP」「SSDP」などのプロトコルにおいて、リフレクション攻撃に悪用されるおそれがあるサーバについて調べ、IPアドレスの件数ベースで統計をまとめた。
6月末の時点でボットは962件。ワールドワイドの5万2953件に対して2%以下だった。
(Security NEXT - 2019/07/26 )
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