Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DDoS攻撃の踏み台、国内に少なくとも20万弱 - ボットは962件

DDoS攻撃に悪用されるおそれがある機器やサーバは、6月末の時点で、少なくとも国内に20万台弱存在するとの調査結果をA10ネットワークスが取りまとめた。

同社がDDoS攻撃の踏み台として認識しているIPアドレスについて、国内における件数を算出したもの。

具体的には、マルウェアに感染してボット化した端末と、「DNS」「NTP」「SNMP」「SSDP」などのプロトコルにおいて、リフレクション攻撃に悪用されるおそれがあるサーバについて調べ、IPアドレスの件数ベースで統計をまとめた。

6月末の時点でボットは962件。ワールドワイドの5万2953件に対して2%以下だった。

(Security NEXT - 2019/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

1月のDDoS攻撃件数、前月比29%増 - IIJレポート
2023年12月のDDoS攻撃、前月比3割減 - 規模も縮小
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
約194GbpsのDDoS攻撃を観測 - 22分にわたり継続
DDoS攻撃が大幅減 - 一方で約147Gbps超の攻撃も
9月に399件のDDoS攻撃を観測、前月比1割減 - IIJレポート
3Qのインシデント、前期四半期比25%減 - 「サイト改ざん」が大幅減少
150時間近く継続する複合DDoS攻撃 - 最大115Gbpsのトラフィック
2Qのインシデント件数、前四半期比6%減 - 「スキャン」半減
5月はDDoS攻撃が3割減、6時間超にわたる攻撃を観測 - IIJレポート