3割がフェイクニュースに騙された経験 - 「見破る自信がない」7割
事実と異なる内容の「フェイクニュース」に、3割近くの人が騙された経験を持つことがわかった。7割は「見破る自信がない」と回答している。
テスティーとMMD研究所がフェイクニュースに関する意識調査を5月8日から10日にかけてインターネッで実施。18歳から69歳のスマートフォンを所有する男女1533人が回答した。
同調査によると、「フェイクニュース」という言葉の認知度は85.8%。フェイクニュースを「見たことがある」との回答は34.4%だった。特に10代と20代では、4割を超える回答者が見たことがあると答えた。
また29.6%が、フェイクニュースに「騙されたことがある」と回答。さらに騙された経験がある回答者のうち、44.2%は、「RTやいいねをした」「友人や家族に話した」など拡散したことがあるという。
今後、フェイクニュースを見破る自信があるか聞いたところ、「自信がない(25.0%)」「やや自信がない(44.9%)」があわせて7割近くにのぼった。「自信がある(6.6%)」「やや自信がある(23.5%)」などを上回っている。
(Security NEXT - 2019/07/19 )
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