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イオングループの金融サービスで不正ログイン、不正利用発生 - 電話番号改ざんして決済アプリ認証

イオン銀行やイオンクレジットサービスが展開する会員向けサービスになりすましのログインがあり、登録情報が閲覧されたほか、登録内容の改ざんにより決済アプリが不正に認証され、金銭的な被害が発生したことがわかった。

両社によれば、5月28日から6月3日にかけて、インターネットで提供している「暮らしのマネーサイト」およびスマートフォンアプリ「イオンウォレット」において、第三者が本人になりすまし、ログインする不正アクセスが行われたもの。

1917件のアカウントがログインを許し、氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、勤務先、年収、メールアドレスなどが閲覧された可能性がある。

クレジットカード会員は、請求金額や利用明細、利用可能枠、支払い口座情報の一部、カード番号の下4桁なども閲覧されたおそれがある。

(Security NEXT - 2019/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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