Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Firefox 67」がリリース、21件の脆弱性を修正 - コインマイナーのブロックに対応

次に重要度が高い「高(High)」とされる脆弱性は11件。「CVE-2019-11691」をはじめ、解放後のメモリを使用する「Use After Free」の脆弱性6件を修正したほか、型の取り違いの脆弱性「CVE-2019-9816」を解消した。

またIntelプロセッサの投機的実行において、サイドチャネル攻撃により情報漏洩が生じる脆弱性「MDS」が判明し、Appleが「macOS Mojave 10.14.5」で対応したことを受け、JavaScriptの処理に対するハイパースレッディング処理の無効化に対応。

さらにLinuxにおいてバッファオーバーフローが生じる問題などに対処したほか、重要度「中(Moderate)」の脆弱性6件や「低(Low)」の脆弱性2件を修正している。

(Security NEXT - 2019/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を
分散型グラフデータベース「Apache HugeGraph」に深刻な脆弱性
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正