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2018年4Qのフィッシング攻撃は25%増 - 国内ホストは10月ピークに減少傾向

2018年第4四半期のフィッシング攻撃は約2万3600件で、前四半期から25%増加した。国内でホストされたフィッシングサイトも増加したが、月別に見ると10月をピークに減少傾向となっている。

Dell Technologiesのセキュリティ部門であるRSAが、同四半期に観測したフィッシング攻撃の状況を取りまとめたもの。

同四半期に検知したフィッシング攻撃は約2万3600件で、前四半期の約1万9000件から約25%増。2018年に検知したフィッシング攻撃は6万7843件で、前年から12%増加している。

攻撃を受けた回数を国別に見ると、前四半期に引き続き「カナダ」が47%で最多。前月から8ポイント増となった「スペイン(14%)」が続いた。次いで「オランダ(9%)」となり、「米国(8%)」は4番目に後退している。

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フィッシングをはじめとする攻撃の検知状況(グラフ:RSA)

(Security NEXT - 2019/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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