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2018年4Qの不正送金被害、さらなる低水準に - 全銀協まとめ

被害の内訳を見ると、個人では被害件数が41件から25件へと減少。被害額も4800万円から2300万円へと半減した。2億3000万円の被害が発生した第2四半期と比較すると10分の1の規模となる。

ただし、法人に関しては被害が2件から4件へと倍増し、被害額も300万円から400万円へと増加している。

補償状況を見ると、同四半期に会員の金融機関が対応方針を決定した7件いずれも補償対象となったという。

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オンラインバンキングにおける不正送金被害の推移(表:全銀協)

(Security NEXT - 2019/03/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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