レターパックで送付した妊婦や乳児の健康診断受診票が所在不明
千葉県木更津市の薬丸病院で健康診断を受診した患者の受診票が、所在不明になっていることがわかった。
同院によれば、県が医療機関へ委託している妊婦や乳児の健康診断の受診票が所在不明となっているもの。11月にちば県民保健予防財団へ送付したが、公費負担分の医療費について入金がなかったことから確認したところ、不着が判明したという。
問題の受診票は、2018年10月1日から同月31日までの間、同院で妊婦健診を受けた患者の受診票604件。木更津市や君津市、富津市、袖ケ浦市をはじめ、同県内数市の受診分が含まれる。受診票には、氏名や住所、電話番号、生年月日、出産予定日、出産経験、健診時週数、出生時体重、性別、受診時月齢、検査項目などが記載されていた。
これら受信票は、11月8日にレターパックで木更津駅前のポストへ投函したが、12月22日に受診票が届いていないことが判明。レターパックの追跡番号を検索したが確認できない状態だという。
同院では、郵便物事故申告票を提出。郵便局など関係各所に捜索を依頼している。
(Security NEXT - 2019/01/07 )
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