学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
山口大学は、医学部付属病院において患者の個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。データにはパスワードが設定されているという。
同大によれば、医師が学会発表準備のために発表資料や個人情報を保存していたUSBメモリの所在がわからなくなっているもの。3月15日に同医師が紛失していることに気づいた。
同USBメモリには、発表資料の基データとなった患者14人の氏名、ID、性別、年齢、既往歴、診断名などが保存されていた。データにはパスワードが設定されているという。
3月13日に同USBメモリの資料について確認を受け、所持したまま病棟で業務を行い、どこにも立ち寄ることなく帰宅していた。
探索したが発見できず、警察に届けた。同大では、対象となる患者に経緯の報告と謝罪を行っている。
個人情報をはじめ、情報の管理をあらためて徹底し、教育や研修などを実施するなど再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2025/04/22 )
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