iOS用「ノートン」に新版 - ローカルVPN利用の不正サイト対策など搭載
シマンテックは、Appleの「iOS」を搭載したスマートデバイス向けに「ノートンモバイルセキュリティ」の新版を発表した。
住山氏
同製品は、URLや無線LAN、OSのチェック機能を提供するアプリ。初期バージョンは、3カ月前にリリース済みで、現在のバージョンは「同1.0.3」となる。
新版では、アプリ内ブラウザやiOSのコンテンツブロッカーではなく、ローカルVPNを利用することで端末内のアプリやメール、SMSなどで扱うURLに対し、同社のレピュテーションと照らし合わせ、アクセス先に危険性がないか確認できる機能を搭載した。
同機能をブラウザで利用した場合、危険なサイトへアクセスしようとすると警告画面のページに遷移。ブラウザ以外は、通信を直接ブロックせず、ポップアップなどで利用者に注意を促す。バックグラウンドで動作するアプリの通信については対象外で、画面上で動作しているアプリのみスキャン対象となる。
ローカルVPNに関しては、一部アプリにおいて利用が制限されたとの報告もあるが、同社ノートン事業統括本部の住山望氏によれば、「利用者の同意を得ており、Appleから問題が指摘されたことはない」という。
(Security NEXT - 2018/12/11 )
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