「Windows 10」利用者が5割超に - 一方で旧版アプリを半数以上が利用
国内においてコンシューマーにおける「Windows 10」の利用が海外を11ポイント上回り、5割を超えることがわかった。一方でアップデートをせずに古いソフトウェアを利用するケースも半数を超えている。
Avast Softwareが2018年上半期において、同社製品を導入する世界1億6000万人以上を対象にコンピュータの利用状況を調査したもの。国内ユーザー約200万人も含まれる。
ノートパソコンの使用率は、ワールドワイドで66%、国内で58%。国内はデスクトップの使用率が世界平均より高い結果となった。使用年数は平均6年で、国内外で大きな差は見られない。
国内において、利用する「Windows」の割合を見ると、「Windows 10」が51%でトップ。40%だったワールドワイドを11ポイント上回る結果となった。
2020年にサポートが終了する「Windows 7」が35%で続き、あわせると86%を占める。一方でサポート終了している「Windows XP(3%)」「Windows Vista(2%)」などもいまだ利用されていた。
![20181009_av_002.jpg](/images/1810/20181009_av_002.jpg)
利用する「Windows」の割合(グラフ:Avast)
(Security NEXT - 2018/10/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
日米豪など8カ国が共同署名 - 中国関与の「APT40」へ対抗
「Hyper-V」や「HFS」など脆弱性3件の悪用に注意喚起 - 米政府
先週注目された記事(2024年6月16日〜2024年6月22日)
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
先週注目された記事(2024年3月31日〜2024年4月6日)
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増