Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マルウェア画像のFAX送信で受信端末乗っ取る「Faxploit」 - 複合機踏み台にネットワーク攻撃のおそれも

脆弱性を悪用された場合、受信端末の制御を奪われ、端末上で受信したファックス文書の窃取や改ざんのほか、仮想通貨のマイニングや接続された組織の内部ネットワークに対する攻撃に悪用されるおそれがある。

研究者は、HP製の複合機「Officejet Pro」を用いて動作を実証。ファックスを受信させることで同機器の制御を奪い、脆弱性を悪用する「Eternal Blue」「Double Pulsar」を利用してネットワーク経由の攻撃が可能であることを確認した。

すでに報告を受けたHPではバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-5924」「CVE-2018-5925」に対し、修正パッチをリリースしている。

今回脆弱性が判明したプロトコルは、HP以外の単体ファクス機器や複合機のほか、オンラインのファクス受信サービスなど広く使用されていると同研究者は指摘。同様の影響を受ける可能性があると分析している。

20180911_cp_001.jpg
攻撃の流れ(画像:Check Point)

(Security NEXT - 2018/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Ubiquitiの「UniFi OS」などに脆弱性22件 - 21件が「クリティカル」
「ServiceNow」に複数のクリティカル脆弱性 - 修正版を公開
米当局、悪用カタログにLinux脆弱性など3件を追加
「Dell Cloud Disaster Recovery」に複数の脆弱性 - 修正版を提供
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4件は「クリティカル」との評価も
デジタル庁「マイナポイント」アプリのAndroid版に脆弱性
Ciscoが事前予告、9月2日に複数製品の修正版を公開見込み
「SQL Server」「NetScaler」など既知脆弱性6件で悪用確認 - 米当局が警告
「Next.js」に複数の深刻な脆弱性 - リリース予定を前倒し
米当局、「Gitea」のRCE脆弱性に注意喚起 - 悪用確認