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「WordPress」のプラグイン狙う攻撃が急増 - 前四半期の10倍超に

一連の攻撃で利用されたIPアドレスは、3万件弱にのぼり、攻撃元の地域はインドやフランス、イスラエル、中国など含まれるが、特に傾向などは見られなかった。

ラックは、「WordPress」を利用する際は、さまざまな開発者より提供されているプラグインの管理が重要であるとアドバイス。

脆弱性情報を確認して必要に応じてアップデートを実施したり、脆弱性スキャナなどを用いて脆弱性が存在しないかチェックすることも有用であると指摘。

またウェブサーバのアクセスログに、通常の閲覧では発生しないプラグインに対するアクセスが連続している場合、攻撃を受けた可能性があり、不正なファイルが作成されていないか確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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