「WP Engine」からの遮断を一時停止 - WordPress.org
「WordPress」の公式サイト「WordPress.org」が、ホスティングサービス「WP Engine」からの接続を遮断した問題で、WordPress共同創業者のMatt Mullenweg氏は、一時遮断措置を解除したことを明らかにした。
「WP Engine」を運営するWP Engineでは、Mullenweg氏が虚偽の主張を行い、業務を妨害しているとして同氏と同氏がCEOを務めるAutomatticなどに対して訴訟を提起。これを受けて「WordPress.org」では「WP Engine」からのアクセスを遮断していた。
同措置にともない、「WP Engine」の利用者よりアップデートをはじめ、プラグインディレクトリ、テーマディレクトリなどへアクセスできない状況が発生。
こうした状況に陥ることを理解しつつも、WP Engineの経営陣が代替策を検討することなく商業的なライセンス契約を結ぶための努力を無視するリスクを取り、利用者に負担を与えたとする持論をMullenweg氏は述べた。
「WordPress.org」では、「WP Engine」の利用者に対する配慮を見せるなどとし、同サービスからのアクセス遮断を共通世界時10月1日の0時まで一時的に解除するという。
(Security NEXT - 2024/09/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意