2019年のフィッシング報告は約5.6万件 - 前年の2.8倍に
2019年にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシング報告件数は5万6000件近くにのぼり、前年の約2.8倍へと拡大した。
同協議会が、2019年におけるフィッシングの被害状況や攻撃手法などを「フィッシングレポート2020」として取りまとめたもの。2019年に寄せられたフィッシングの報告は、1年を通じて増加傾向が続き、前年の1万9960件から約2.8倍にあたる5万5787件へと大幅に増加した。
クレジットカード情報の詐取を目的とした攻撃を中心に、金融機関における送金や、キャリア決済など、幅広い金融決済サービスが標的となったという。
国内金融機関を装うフィッシングは、ワンタイムパスワードの導入が進んだことから、2014年以降報告が減少していたが、同年5月ごろよりふたたび報告が増加。8月にはワンタイムパスワードを詐取し、即時に不正送金を行う手法が用いられ、実際に金銭的被害が確認されている。
あわせて同年は、SMSを使ったフィッシングである「スミッシング」の報告も多く寄せられた。国内の金融機関、通信キャリア、宅配便の不在通知などをかたるケースが目立ち、海外のSMS事業者や電話番号が発信元となるケースが多かった。
(Security NEXT - 2020/06/08 )
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