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2018年2Qの脆弱性登録は3757件 - 上位8割がOS関連

登録された脆弱性の種類を見ると、「バッファエラー」が最多で、前期の326件から514件に増加している。次いで「クロスサイトスクリプティング(XSS)」が422件、「情報漏洩」が373件、「不適切な入力確認」が365件と続いた。

製品別では、Android製品に多く組み込まれている、クアルコム製プロセッサのファームウェアに関する登録が268件でもっとも多い。次いで「Android」が207件、Linuxのディストリビューションである「Debian」が171件と続く。

上位20製品のうち16製品がOSで、PDF閲覧、編集ソフトが2製品、バックアップソフトが1製品入っている。

また、同四半期に登録された産業制御システム関連の脆弱性情報は121件で、累計は1460件となった。

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2018年第2四半期に登録された脆弱性の種類(グラフ:IPA)

(Security NEXT - 2018/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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