2018年2Qの脆弱性登録は3757件 - 上位8割がOS関連
情報処理推進機構(IPA)は、2018年第2四半期における脆弱性データベース「JVN iPedia」の登録状況を取りまとめた。登録件数の上位20製品のうち、16製品がOS関連だった。

2018年第2四半期の登録状況(表:IPA)
「JVN iPedia」は、2007年4月より公開されている脆弱性情報を収録したデータベース。
国内のソフトウェア開発者による公表情報をはじめ、脆弱性情報ポータルサイト「JVN」、米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」の公開情報を収録している。
2018年第2四半期に登録された脆弱性情報は3757件。前四半期の3113件を大きく上回った。内訳を見ると、国内製品開発者による登録情報が3件、「JVN」の掲載情報が146件、「NVD」の情報が3608件だった。
登録開始からの累計登録件数は8万5280件。英語版には41件を登録しており、累計件数は1922件となった。
(Security NEXT - 2018/07/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
1Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が低水準
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
1Qは「JVN iPedia」に8844件登録 - 「NVD」公開増加が影響
先週注目された記事(2025年4月6日〜2025年4月12日)
先週注目された記事(2025年3月30日〜2025年4月5日)
先週注目された記事(2025年3月23日〜2025年3月29日)
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に