2017年の個人情報漏洩は386件、想定損害賠償額は1914億円 - JNSAまとめ
漏洩原因は、「誤操作」が97件でもっとも多く、「紛失、置き忘れ」が84件、「不正アクセス」が67件、「管理ミス」が50件だった。また「不正な情報の持ち出し」が25件、「内部不正行為」が8件あったとしている。
媒体では、紙媒体が38.9%にあたる150件、インターネット経由が22.5%にあたる87件、電子メールが77件だった。
同協会独自の「JOモデル(JNSA Damage Operation Model for Individual Information Leak)」により算出した想定される損害賠償額を1914億2742万円。
インシデント1件で生じる損害賠償額を5億4850万円と想定。個人情報1件あたりの損害賠償額が10万円以上になると試算したインシデントは8件で、そのうち1件のインシデントは50万円以上としている。
(Security NEXT - 2018/06/15 )
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