旧政府サイトのドメインを第三者が取得 - なりすましサイトを発信
過去に政府が利用したドメインが第三者に取得され、なりすましサイトが公開されていることがわかった。

国土交通省や観光庁を装い配信されている問題のサイト
問題のドメインは、2013年に観光庁が「タビカレ(日本タビカレッジ)プロジェクト」で利用したドメイン「tabicollege[.]jp」。
4月下旬に政府が、過去の事業で使用したドメインの使用状況について調査を実施したところ、同ドメインが現在も使用されていることが判明した。
観光庁では、3年前にプロジェクトを終了しており、正規サイトを2015年5月ごろに閉鎖。ドメインの利用を中止し、2016年3月にドメインの有効期限が切れ、その後第三者に取得されたという。
問題のドメインでは、観光庁を装い、正規サイトのデータを不正にコピーして掲載していることに加え、政策とは関係ない情報が掲載されている。
(Security NEXT - 2018/05/23 )
ツイート
PR
関連記事
漏洩アカウント情報を調査、通知するサービス - IIJ
オンラインストレージ構築ソフト「ownCloud」に複数の深刻な脆弱性
QRコード生成サイトの利用に注意 - 思わぬ動作でトラブルに
学外から送信されたフィッシングメールに注意を喚起 - 愛媛大
メールアカウントが乗っ取り被害、不特定多数にメール - 東浦町
【特別企画】導入進む「DMARC」、一方で不安も - トラブル回避のコツは?
J-CSIP、24件の脅威情報を共有 - 標的型攻撃は5件
フィッシング報告が3割増 - 15万件超えで過去最高に
「Citrix ADC」に対するゼロデイ攻撃の手口を明らかに - 米当局
「NetScaler Gateway」から認証情報を窃取 - 国内でも複数被害か