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6割強が「個人情報の保護を怠る企業からは購入しない」

一方、「個人データの保護に関して信頼する企業にはより多くの金銭を支払う」と59%が回答。27%は、「データ保護について真剣に考えている企業には最大で25%多く支払う」と答えたという。

企業による個人データの共有について、国内では96.1%が「懸念がある」としており、「企業が個人データを使用または共有する方法が可視化されていない」との回答が37.7%にのぼった。また27.5%は「個人データの盗難について非常に懸念している」と答えた。

共有に同意したくないデータについては、「個人の資産情報の詳細」が国内、グローバルのいずれも最多で、日本では67.6%にのぼる。

次いで「位置情報」が52.6%、「性的指向」が47%、「オンラインでの行動履歴」が43%で続いた。

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共有に同意したくないデータ(グラフ:Veritas)

(Security NEXT - 2018/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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