「Spring」関連で5件の脆弱性 - 3件が「クリティカル」
「simple STOMP broker」を有効化している環境において、WebSocket上でメッセージングプロトコル「STOMP(Streaming Text Oriented Messaging Protocol)」を処理した際、細工されたメッセージによってサービス拒否に陥るおそれがある。
同脆弱性は、リクルートテクノロジーズの西村宗晃氏が報告したもので、開発チームは、脆弱性に対応した「Spring Framework 5.0.6」「同4.3.17」をリリースした。
同じく重要度「高(High)」の脆弱性として「Spring Data Commons」において、XML外部実体参照(XXE)処理の脆弱性「CVE-2018-1259」があきらかになった。
任意のファイルへアクセスされるおそれがあるとし、「同2.0.7」「同1.13.12」をリリースしているほか、「XMLBeam 1.4.15」へのアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/05/11 )
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