「Spring」関連で5件の脆弱性 - 3件が「クリティカル」
「simple STOMP broker」を有効化している環境において、WebSocket上でメッセージングプロトコル「STOMP(Streaming Text Oriented Messaging Protocol)」を処理した際、細工されたメッセージによってサービス拒否に陥るおそれがある。
同脆弱性は、リクルートテクノロジーズの西村宗晃氏が報告したもので、開発チームは、脆弱性に対応した「Spring Framework 5.0.6」「同4.3.17」をリリースした。
同じく重要度「高(High)」の脆弱性として「Spring Data Commons」において、XML外部実体参照(XXE)処理の脆弱性「CVE-2018-1259」があきらかになった。
任意のファイルへアクセスされるおそれがあるとし、「同2.0.7」「同1.13.12」をリリースしているほか、「XMLBeam 1.4.15」へのアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/05/11 )
ツイート
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み