MS、月例パッチで脆弱性67件を解消 - 2件でゼロデイ攻撃が発生
マイクロソフトは、5月の月例のセキュリティ更新を公開した。「Adobe Flash Player」の脆弱性を除き、CVEベースで67件の脆弱性を解消した。すでに2件の脆弱性に関しては、悪用が確認されている。

アップデート情報を確認できるマイクロソフトのセキュリティ更新プログラムガイド
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にセキュリティ更新をリリースしたもの。
アップデートを通じて、「Windows」や同社ブラウザの「Internet Explorer」「Microsoft Edge」をはじめ、「Office」「Exchange Server」「ChakraCore」「.NET Framework」の脆弱性を解消したという。
同日公開された「Adobe Flash Player」の脆弱性に対しても、アップデートを実施している。
(Security NEXT - 2018/05/09 )
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