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Google、「Windows 10」のゼロデイ脆弱性を公開 - セキュリティ機能をバイパス

「Windows 10」において「Windows Lockdown Policy」をバイパスされる未修正の脆弱性が公開された。

「.NET Framework」に起因し、Windows 10で「Device Guard」を利用している場合に影響を受ける脆弱性の実証コードが公開されたもの。

信頼されたアプリのみ実行を許可する「User Mode Code Integrity(UMCI)」をバイパスされ、任意のコードが実行されるおそれがあるという。

悪用には、端末上でコードを実行している必要があり、重要度は「中(Medium)」とされている。リモートより悪用が可能となる脆弱性ではないが、ほかのコード実行の脆弱性と組み合わせて悪用されるおそれが指摘されている。

(Security NEXT - 2018/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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