Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国内のMirai亜種感染機器からの通信が3月に増加 - 背景に「akuma」

日本国内におけるMirai亜種感染機器からの通信が、3月に入って増加している。「akuma」の増加に起因するという。

インターネットイニシアティブのマルウェア活動観測プロジェクトが、ハニーポットにおける2月から3月のMirai亜種の観測状況を取りまとめたもの。

国内におけるMirai感染機器からのスキャン通信は、1月から2月にかけて減少していたが、3月に入ると一転して増加。通信の送信元アドレスを国別に見ると、他国は3月に減少しているが、日本だけが増加傾向を見せたという。

「satori」「masuta」「akuma」「mirai」の種類別に送信元アドレス数を見ると、「matuta」「mirai」は減少傾向にあるが、「akuma」が3月から増加。「akuma」は 「TCP 52869番ポート」に対して「Realtek SDK」の脆弱性を悪用して感染を広げており、国内からの通信増加の背景にあるという。

また同期間中に観測されたMirai亜種のうち、Android搭載のスマートフォンやスマートテレビをターゲットとする「ADB.miner」や、「TCP 52869番ポート」「TCP 8080番ポート」へのスキャンや感染試行を行う「Satori.Dasan」の活動が目立ったという。

(Security NEXT - 2018/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

J-CSIPへの情報提供が約2.6倍に - 過去の受信メールにも注意を
2021年に観測が多かったマルウェア、大半が5年以上活動 - ランサム感染にも関与
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2Qセキュ相談、前四半期比約25%減 - 半減するも依然多い「Emotet」相談
「Mirai」によるパケットが増加 - 送信元の多くで防犯用映像記録装置が稼働
インフラ関係者9割超、サイバー攻撃による産業制御システムの中断を経験
2Qのインシデント、前期比約1.3倍に - フィッシングやスキャン行為が増加
2021年度下半期、標的型攻撃対応で62件の緊急レスキュー実施
5月に勢い増した「Emotet」 - 海外にくらべて高い国内検知率
J-CSIP、標的型攻撃情報29件を共有 - FAX起点とするBECも