Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「日本郵便」偽装サイトへのアクセス、1週間で2500件以上 - 豪郵便公社も被害

20180405_tm_003.jpg
iPhoneが購入できるかのように見せかけていた(画像:トレンドマイクロ)

同社が調査したサイトでは、あたかも「iPhone 7」「AirPods」「シリコンケース」のセットを100円から200円程度と低価格で購入できるかのように見せかけ、氏名や住所、メールアドレス、電話番号のほか、セキュリティコードも含むクレジットカード情報などの入力を求めていた。

一方で、取得したクレジットカード情報による請求を正当化するためか、目立たない色のフォントでサイトの趣旨と見られる説明を掲載。

提示した金額は、抽選に申し込むためのもので、3日のトライアル期間経過後、退会するまで定期的にオンラインサービスの請求が行われるといった内容が書かれていた。

説明文を確認することで、クレジットカードを狙った悪質な詐欺であることがわかるとトレンドマイクロでは指摘している。

20180405_tm_004.jpg
わかりにくいよう暗いフォントで書かれた説明文(画像:トレンドマイクロ)

(Security NEXT - 2018/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大