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「日本郵便」偽装サイトへのアクセス、1週間で2500件以上 - 豪郵便公社も被害

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iPhoneが購入できるかのように見せかけていた(画像:トレンドマイクロ)

同社が調査したサイトでは、あたかも「iPhone 7」「AirPods」「シリコンケース」のセットを100円から200円程度と低価格で購入できるかのように見せかけ、氏名や住所、メールアドレス、電話番号のほか、セキュリティコードも含むクレジットカード情報などの入力を求めていた。

一方で、取得したクレジットカード情報による請求を正当化するためか、目立たない色のフォントでサイトの趣旨と見られる説明を掲載。

提示した金額は、抽選に申し込むためのもので、3日のトライアル期間経過後、退会するまで定期的にオンラインサービスの請求が行われるといった内容が書かれていた。

説明文を確認することで、クレジットカードを狙った悪質な詐欺であることがわかるとトレンドマイクロでは指摘している。

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わかりにくいよう暗いフォントで書かれた説明文(画像:トレンドマイクロ)

(Security NEXT - 2018/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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