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開発時のセキュリティ、社内方針があるIoT製品は4割未満 - 産業用などで低い傾向

さらに具体的な手順や技術に関する詳細な社内規則や基準が用意されているか尋ねたところ、「企画設計」で「ある」とする製品やサービスは27.3%。「製造(23.9%)」や「検査(24.9%)」の段階ではさらに低くなる。

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開発の各段階における社内規則や基準の有無(グラフ:IPA)

開発の各段階におけるセキュリティ担当者やセキュリティ部門の関与は、「企画設計」段階では53.2%が関与していたが、「製造」では35.1%、「検査」では40%と半数に満たない。

開発段階で脆弱性対策を考慮しているかについては、68.3%が「考慮している」とする一方、15.1%が「考慮していない」と回答。販売後のサポート期間中における脆弱性対応の社内方針がある製品やサービスは32.2%だった。

(Security NEXT - 2018/03/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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