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セキュリティ管理部署を持つ組織は65% - 専任者設置企業は約1割

セキュリティ管理体制を見ると、「情報システム運用管理者が情報セキュリティについて兼務」が74.5%でもっとも高く、「情報システム運用管理者以外の者が情報セキュリティについて兼務(16.1%)」とあわせると他部門との兼務が約9割。専任の担当者を設置している企業は11.1%にとどまる。CISOなど情報セキュリティ担当役員を設置している組織は34.4%だった。

セキュリティポリシーの策定状況を見ると、83.1%が「策定している」と回答。「今後策定する予定」が7.1%で、「現在策定作業中」が4.4%だった。「策定しない」は1%だった。

一方、セキュリティ侵害事案が発生した際の対応マニュアルの策定状況では、「策定している」は43.2%にとどまった。35.3%が「策定を検討している」と回答し、11.5%が「策定していないが策定作業中」と答えた。

(Security NEXT - 2018/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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