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2017年4Q、インシデント微減するも制御システム関連の増加目立つ

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カテゴリごとのインシデント件数(表:JPCERT/CC)

インシデントの内訳を見ると、「スキャン」が1979件で前四半期の2554件から減少。次いで多かった「フィッシングサイト」も、前四半期から16%減となる852件だった。

一方で「ウェブサイト改ざん」は276件となり、前四半期の254件を上回った。「マルウェアサイト」は88件で、前四半期の98件から減少している。

高い増加率を示したのが「制御システム関連」で、前四半期の13件から33件へと増加した。「標的型攻撃」についても前四半期の7件から9件に増加した。

(Security NEXT - 2018/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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