年末年始の休暇は平均6.1日、事前対策徹底を - 休暇明けには月例パッチも
2017年もあと2週間を切り、多くの組織が長期休暇となる年末年始が目前に迫ってきた。例年同様、セキュリティ対策状況はもちろん、休暇中や休暇明けの対応など、あらためて確認、周知徹底を図る季節を迎えている。
マクロミルが全国の有職者1000人を対象に実施した調査では、年末年始の連休は平均6.1日。しかし、今回は年明けすぐに3連休が控えており、日並びから10日以上となるなど、休暇が長期にわたるケースも予想される。
長期休暇は、期間中にセキュリティ担当者が不在となり、関係者との連絡も取りにくくなる時期。手薄な状況であり、発見や対応も遅れがちなことから、攻撃者があえてこの時期を狙うことも考えられる。
不正アクセスやウェブサイトなどの改ざん、機密情報の盗難、紛失のほか、脆弱性の公表、新種マルウェアの流行など、不測の事態が発生することを前提に、影響や被害を最小限に抑えるための事前準備は必須と言えよう。例年同様、セキュリティ機関も注意喚起を開始している。
(Security NEXT - 2017/12/19 )
ツイート
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
8月の定例パッチ公開は日本時間8月13日 - 「盆休み」直撃
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
決裁文書など書類4件が庁内で所在不明に、盗難か - 四条畷市
まもなく長期休暇、万全なセキュリティ対策で良い年越しを
複数の決裁文書が所在不明に、盗難の可能性も - 四條畷市
特別支援学校の児童情報含む私物USBメモリが所在不明に - 北九州市