Apple、「macOS High Sierra」向けに緊急アップデート - root権限取得できる問題へ対応
Appleは、「macOS High Sierra 10.13」に脆弱性が見つかった問題で、セキュリティアップデート「Security Update 2017-001」を緊急リリースした。

パッチを公開したApple
認証を回避し、パスワードを入力することなくデフォルトで無効化されている「rootユーザー」として容易にログインできる脆弱性「CVE-2017-13872」へ対応したもの。
インストール後は、ビルドナンバーが「17B1002」になる。ビルドナンバーは、Appleメニューの「この Mac について」から確認することが可能。
また同社は、「rootユーザー」を有効化し、パスワードを設定する方法についてもあらためてアナウンスした。
他OSに関して同社は、「macOS Sierra 10.12.6」および以前のバージョンには影響ないとしている。
(Security NEXT - 2017/11/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
