Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客のマイナンバーを委託先が誤って裁断 - 群馬銀

群馬銀行は、顧客が送付したマイナンバー告知書などを、委託先が誤って裁断していたことを明らかにした。

同行によれば、投資信託や債権の取り引きがある顧客から提供を受けたマイナンバーの「告知書」のほか、マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カードのコピー、住民票の写しなどの個人番号の確認用書類を誤って裁断したという。

いずれも9月20日から10月12日ごろまでに返送された書類で、本来ならば同行のシステムへマイナンバーを登録した後にシュレッダー裁断するところ、委託先が登録前の10月13日に封筒ごと誤って裁断。裁断後の紙片はすべて確保しており、外部への流出はないと説明している。

同行では対象者の特定を進め、順次個別に連絡を行っている。また、マイナンバーの再告知の手続きを依頼するなど、対応を進めている。

(Security NEXT - 2017/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ファイルを取り違え、町民の個人情報を誤って公開 - 綾町
マイナンバー含むデータ入力を委託先が無断で再委託 - 熊谷市
一部マイナンバーカードを紛失、フォルダごと誤廃棄か - 鹿児島市
マイナンバーカードが入った生徒の財布を紛失 - 埼玉県の高校
個情委、公金受取口座の誤登録問題でデジタル庁に行政指導
住民票の誤交付問題で富士通Japanに行政指導 - 個情委
マイナカード廃棄で不備、シュレッダー利用するも一部裁断されず - 台東区
廃止したFAXを使用、番号も誤りマイナンバーなど個人情報が流出 - 沖縄労働局
市民税申告書などを紛失、誤廃棄の可能性 - 吹田市
住民票などの文書を別事業所へ誤送付 - 全国土木建築国保