Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブサイトの一部に改ざんの痕跡 - アイカ工業

アイカ工業は、外部よりウェブサイトが攻撃を受けて一部が一時改ざんされていたことを明らかにした。

20171027_ai_001.jpg
外部より攻撃を受けたアイカ工業のウェブサイト

同社では、10月25日にウェブサイトが攻撃を受けたとする情報をもとに、同日12時過ぎに同サイトを閉鎖。その後調査を進めていたが、一部ファイルが外部より改ざんされ、その後修復された痕跡が残っていることが判明したという。

同サイトに関しては、10月24日に、新種ランサムウェア「Bad Rabbit」が拡散した際、ランサムウェアの配布サイトへ誘導するために悪用されたとの指摘がセキュリティベンダーから挙がっていた

同社では、同サーバが不正アクセスを受けた原因などについて、引き続き調査を進めており、ウェブサイトについてはセキュリティ対策を強化した上で再開するとしている。

(Security NEXT - 2017/10/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職員のアカウント2件がスパム送信の踏み台に - 東京経済大
学内メルアカに不正アクセス、迷惑メール送信が発生 - 学女大
先週注目された記事(2024年10月6日〜2024年10月12日)
開発用サーバに不正アクセス、フィッシング攻撃の踏み台に - 国立環境研究所
サーバの資料請求プログラムがスパムの踏み台に - 塩ビ工業・環境協会
メールアカウントが迷惑メール送信の踏み台に - アルケア
ドメインやホスティングが停止すると不安煽るフィッシングに警戒を
日米豪など8カ国が共同署名 - 中国関与の「APT40」へ対抗
「PHP」の脆弱性、国内でも被害発生 - IPAが注意喚起
千葉大が迷惑メールの踏み台に - ホスティング事業者の通知で発覚