マルウェア感染メールの割合が6カ月連続増加 - 「Locky」の拡散も
9月は、マルウェアを感染させることを目的としたメールの比率が前月より上昇した。ランサムウェア「Locky」の拡散を目的とする集中的な攻撃も複数回発生している。

あらたに確認されたマルウェア亜種(グラフ:Symantec)
米Symantecが、同社における9月の観測状況を取りまとめたもの。
同月に同社が確認したあらたなマルウェアの亜種は5000万件。前月の5420万件を下回った。4月から5カ月連続で減少が続いているものの、2016年12月の1950万件と比較すると、依然として高い水準で推移している。
マルウェア感染を目的としたメールの割合は、312件に1件。前月の347件に1件から悪化した。3月以降、増加傾向が続き、6カ月連続の増加となる。
(Security NEXT - 2017/10/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
「クレカセキュリティGL」が改訂 - ECの対策強化など盛り込む
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明
中国関与が疑われる「MirrorFace」の攻撃に注意喚起 - 警察庁