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マルウェア感染メールの割合が6カ月連続増加 - 「Locky」の拡散も

同社によると、9月には、ランサムウェア「Locky」の亜種を拡散することを目的としたスパム攻撃が確認されており、同社では中旬に6回の集中的な攻撃を観測している。同亜種は、感染すると拡張子が「.ykcol」へ変更されるという。

同社が扱ったメールに占めるスパムの割合は55%で、前月の55.3%からほぼ横ばい。2016年の平均値である54.3%をやや上回っている。

フィッシングの比率は2644件に1件で、2493件に1件だった前月からわずかに上昇した。

(Security NEXT - 2017/10/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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