ペアリング不要、近隣端末を「Bluetooth」乗っ取れる「BlueBorne」 - 53億台に影響か
Linuxに関しては、リモートより攻撃を受けるおそれがある「CVE-2017-1000251」がカーネルに含まれるほか、「BlueZ」を実行しているデバイスに「CVE-2017-1000250」が存在。Linuxカーネルの開発チームや各ディストリビューションへ報告を行っており、パッチの提供が開始されている。
Appleに対しては、8月の時点で最新OSに脆弱性は存在せず、「iOS」の場合、「同10」以前に影響がある。一方、Samsungには通知を行ったものの、返答は得られなかったとしている。
今回の問題を受け、JPCERTコーディネーションセンターをはじめとするセキュリティ機関においても、脆弱性に関する注意喚起が行われている。
各社が公開したアップデートの適用を呼びかけるとともに、「Bluetooth」の接続をオフにするといった緩和策をアナウンスし、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/09/13 )
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