Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ペアリング不要、近隣端末を「Bluetooth」乗っ取れる「BlueBorne」 - 53億台に影響か

主要OSなどにおいて「Bluetooth」の実装に脆弱性が存在し、電波が届く範囲から攻撃が可能であることが判明した。攻撃手法は「BlueBorne」と名付けられており、壊滅的な影響を与えることが可能だという。

20170913_bb_001.jpg
Armisによる「BlueBorne」のロゴ

今回、同問題を公表したArmisによれば、「Windows」や「Android」「Linux」「iOS」をはじめ、多くのOSや機器に脆弱性が存在。深刻な脆弱性4件を含む「Bluetoooth」に関連するゼロデイ脆弱性あわせて8件を確認した。

同社は、約53億台のデバイスが脆弱性の影響を受ける可能性があるとしている。

端末において「Bluetooth」を有効にしている場合、ペアリングなど必要なく、電波が届く範囲から直接接続が可能。脆弱性を悪用することで、コードの実行やマンインザミドル(MITM)攻撃が行えるという。

感染端末を通じて付近の端末へ攻撃を水平展開し、マルウェアの感染を拡大するといった攻撃が可能であるとし、実際に「Windows」や「Android」「Linux」の制御を奪うデモ動画なども公開している。

(Security NEXT - 2017/09/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

NEC製ルータ「Atermシリーズ」の複数製品に脆弱性
「Okta Access Gateway」にコマンドインジェクションの脆弱性
「Cisco SD-WAN vManage」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
一部シスコ製小規模向けVPNルータに深刻なRCE脆弱性
制御システム監視制御ソフト「ScadaBR」に脆弱性
「Aruba Instant」に複数の深刻な脆弱性
「ClamAV」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を修正
Proofpointの「Insider Threat Management」に複数脆弱性 - アップデートがリリース
「SAP」を狙うサイバー攻撃、事業停止のリスクも - 利用企業は早急に確認を
米政府、Fortinet製品利用者に注意喚起 - 3月よりAPT攻撃を観測