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約4割の組織で重大被害 - 売上機会損失など含む平均被害額は2.3億円

組織の約4割が、2016年にインシデントによる重大被害を経験し、年間の平均被害額は2億3177万円だったとする調査結果をトレンドマイクロが取りまとめた。

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重大被害を経験した割合(グラフ:トレンドマイクロ)

同社が6月末にインターネットで調査を実施し、取りまとめたもの。企業や官公庁、自治体におけるセキュリティ対策の意思決定者および意思決定関与者を対象に実施し、1361人が回答した。

同社では、情報漏洩、ランサムウェアによるデータ暗号化、金銭詐欺などを「重大被害」と定義。2016年の1年間に41.9%が重大被害を経験していたという。

最多は「従業員、職員に関する個人情報漏洩」で14.2%。次いで「顧客情報の漏洩(10%)」「業務提携先情報の漏洩(8.1%)」「ランサムウェアによるデータ暗号化(7.6%)」と続く。

(Security NEXT - 2017/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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