丸紅情シス、GEデジタルの制御システム向けセキュリティサービスを国内展開
丸紅情報システムズ(MSYS)は、米GEデジタルの制御システムを対象としたセキュリティソリューションの販売を開始する。
通信を監視する「OpShield」(画像:MSYS)
同社では、GEデジタルと代理店契約を締結。セキュリティレベルのチェックサービスやセキュリティプラットフォーム「OpShield」を国内向けに展開していく。
セキュリティレベルのチェックサービスでは、オンサイトでセキュリティ状況をチェックし、レポートを提供するプランのほか、業界標準やベストプラクティスと比較、評価し、セキュリティ対策のロードマップなどを提供するセキュリティアセスメントプランを提供する。
また、制御機器のネットワーク通信を監視するハードウェア「OpShield」を用意。コマンドやパラメータなど解析し、ホワイトリストに登録されていないトラフィックについて遮断したり、アラートを出すといった制御が可能。脆弱性の悪用を防ぐ定義ファイルのアップデートサービスも利用できる。
さらに制御システム機器のロバスト性についてテストするプラットフォーム「Achilles Test Platform(ATP)」についても提供していく。
(Security NEXT - 2017/08/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ビルシステムのセキュリティ対策カタログをリリース - CSSC
攻撃者視点で学ぶ「OTシステムハッキング」のトレーニングサービス
攻撃プランを自動生成する脆弱性評価用の模擬攻撃ツール - OSSで公開
IPA、「情報セキュリティ白書2021」を発行 - 無料PDF版も提供予定
「Azure Defender for IoT」のリモート監視サービスを提供 - 東芝ITサービス
制御システム向けにエンドポイント対策製品 - トレンド
パナソニックとマカフィー、自動車SOCを共同構築
カスペ、APT攻撃や制御システムの脅威情報サービス - 個別調査も対応
大規模環境に対応する制御システム向けIPS製品 - トレンド
損ジャと日立ソ、IoTセキュリティ分野で協業