IoT製品の品質指針を検討するWG発足 - IPA
情報処理推進機構(IPA)は、IoT製品の品質確保に向けて指針を検討する「つながる世界の品質指針検討ワーキング・グループ」を発足した。
同WGは、IoT機器やシステムの品質確保に向けた指針を整備する目的で発足。設計工程における品質確保や、テスト工程における検証評価、およびそれらの管理について検討し、2017年度末をめどにIoT製品および関連システムの品質確保に向けたガイドブックの作成を目指している。
同機構では2016年3月、IoT製品の開発において考慮すべきリスクや対策について指針を示した「つながる世界の開発指針」を策定。これに対し、今回発足したWGでは、IoT製品の品質確保にフォーカス。各業界の有識者から意見を集約し、分野横断的に活用できる指針としたい考え。

つながる世界の品質指針検討ワーキング・グループにおける検討領域(図:IPA)
(Security NEXT - 2017/07/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
CrowdStrikeのWindows向け「Falconセンサー」に複数脆弱性
「Apache IoTDB」にDoS脆弱性 - 修正版へ更新を
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
先週注目された記事(2025年8月31日〜2025年9月6日)
セイコーソリューションズ製IoT機器向けルータに深刻な脆弱性
米政府、脆弱性6件の悪用に注意喚起 - メールや社内チャットなども標的に
IoT向けDB「Apache IoTDB」に脆弱性 - 4月の更新で修正済み
IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」、申請受付を開始 - 特別料金も
NICTがシンポジウム開催 - 研究報告や女性活躍のパネルも
欧州IoTセキュリティ法規への準拠を支援 - NRIセキュア