Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

dit、「NIRVANA改」ベースの「WADJET」新版を提供 - ダークネットに対応

ディアイティは、情報通信研究機構(NICT)が開発したサイバー攻撃分析プラットフォーム「NIRVANA改」を商用化した「WADJET」の新版を7月より提供開始する。

20170525_di_001.jpg
「WADJET」の動作画面(画像:dit)

同製品は、組織内ネットワークを流れる通信をリアルタイムで観測し、各種セキュリティ機器からのアラートを集約してサイバー攻撃の状況を可視化する「NIRVANA改」をベースに、同社が独自に開発した自動防御機能を搭載したサイバー攻撃分析プラットフォーム。インシデント発生時には異常通信を遮断し、感染ホストを隔離する。

新版となる「同v2.0」では、NICTが開発したサイバー攻撃アラートシステム「DAEDALUS 」の商用版であるクルウィットの「SiteVisor」との連携を実現。

従来のライブネットだけでなく、ダークネットのアラートを可視化することが可能になった。また、可視化機能を充実させ、アラートの詳細をわかりやすく表示する機能も追加している。

(Security NEXT - 2017/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

脅威の可視化からテイクダウンまで提供「PHISHNET/25 Axur」 - TwoFive
「Azure Blob Storage」の機密データ保護や復旧を支援するソリューション
組織内の「SaaS」や「生成AI」リスクを可視化するソリューション
OT製造現場のリスク把握とセキュリティ対策を支援 - MIND
MS 365環境のセキュリティ運用を自動化するサービス - ラック
パープルチーミングで体制評価を行うペネトレ支援サービス
CrowdStrike、「Microsoft Defender」との併用製品を投入 - 「破格の料金」と自信
自社開発エンジンによる「ASMツール」を提供 - GMOサイバーセキュリティ
MS、上位サブスク契約者向けだった詳細ログデータを開放
「LogonTracer」に新版、複数ログの管理に対応 - Sigmaルールも利用可能に