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「LogonTracer」に新版、複数ログの管理に対応 - Sigmaルールも利用可能に

JPCERTコーディネーションセンターは、イベントログを可視化、分析して悪意あるログオンを調査できるツール「LogonTracer」の新版をリリースした。

同ツールは、イベントログにおいて、アカウント名とホスト名やIPアドレスを関連付け、Windowsのログオン状況を可視化し、悪意あるホストやアカウントなどの調査が行えるソフトウェア。GitHubより入手することができる。

最新版となる「同1.6」では、複数あるログの管理に対応した。複数発生したインシデントの調査にあたり、個々のインシデントごとにログを管理したり、複数のインシデントについて同時に調査を行うこともできる。

さらにイベントログに不審な痕跡が残っていないか、共通フォーマットとなる「Sigma」のルールを用いて調査する機能を追加した。そのほかログイン画面の実装やバグ修正なども行っている。

(Security NEXT - 2022/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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