「LogonTracer」に新版、複数ログの管理に対応 - Sigmaルールも利用可能に
JPCERTコーディネーションセンターは、イベントログを可視化、分析して悪意あるログオンを調査できるツール「LogonTracer」の新版をリリースした。
同ツールは、イベントログにおいて、アカウント名とホスト名やIPアドレスを関連付け、Windowsのログオン状況を可視化し、悪意あるホストやアカウントなどの調査が行えるソフトウェア。GitHubより入手することができる。
最新版となる「同1.6」では、複数あるログの管理に対応した。複数発生したインシデントの調査にあたり、個々のインシデントごとにログを管理したり、複数のインシデントについて同時に調査を行うこともできる。
さらにイベントログに不審な痕跡が残っていないか、共通フォーマットとなる「Sigma」のルールを用いて調査する機能を追加した。そのほかログイン画面の実装やバグ修正なども行っている。
(Security NEXT - 2022/12/23 )
ツイート
PR
関連記事
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消
