ランサム「WannaCrypt」は「CryptXXX」亜種 - 標的型攻撃ではなく無差別攻撃
ネットワーク内で脆弱な端末へと感染を広げるワームの機能も備えたランサムウェア「WannaCrypt」への懸念が高まっている。セキュリティベンダーでは復旧ツールの開発に取り組んでいる。

「WannaCrypt」の画面(画像:シマンテック)
「WannaCrypt」は、感染すると端末内のファイルを利用できないよう暗号化し、復旧を条件に金銭を要求。さらに7日後にはファイルを削除し、永久にファイルが失われるとしてBitcoinを支払うよう迫る。
米Symantecによれば、同ランサムウェアは「CryptXXX」ファミリーにおける新型の亜種だという。すでに複数の組織において被害が確認されているが、同社は現状確認されている感染活動について、不特定多数のユーザーに対してマルウェアを無差別に送りつけるキャンペーンであり、特定の企業を狙ったいわゆる「標的型攻撃ではない」と指摘している。
同社は、ランサムウェアへ感染した場合も金銭を支払わないよう推奨。「WannaCrypt」に対応した復号化ツールは、現状提供されていないが、同社では、開発を進めているとしている。
(Security NEXT - 2017/05/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サーバがランサム被害、影響など詳細を調査 - 金子農機
VPN経由でサイバー攻撃、ランサム被害が発生 - D&M
台湾子会社でランサム被害、影響など調査 - ニデック
システム障害が発生、ランサム被害か - フェースグループ
ランサムウェア被害が発生、営業活動は継続 - 食創
「Oracle PeopleSoft」脆弱性、ランサム攻撃にも悪用 - 米当局が注意喚起
研究室端末でランサム被害、手術動画が流出か - 九大
Check Pointのレガシー構成VPNにゼロデイ脆弱性 - 5月初旬より悪用
ランサム攻撃で情報流出、詳細は調査中 - 中央紙器工業
グループ会社2社でランサム被害 - 青山財産ネットワークス
