ランサム「WannaCrypt」は「CryptXXX」亜種 - 標的型攻撃ではなく無差別攻撃
ネットワーク内で脆弱な端末へと感染を広げるワームの機能も備えたランサムウェア「WannaCrypt」への懸念が高まっている。セキュリティベンダーでは復旧ツールの開発に取り組んでいる。

「WannaCrypt」の画面(画像:シマンテック)
「WannaCrypt」は、感染すると端末内のファイルを利用できないよう暗号化し、復旧を条件に金銭を要求。さらに7日後にはファイルを削除し、永久にファイルが失われるとしてBitcoinを支払うよう迫る。
米Symantecによれば、同ランサムウェアは「CryptXXX」ファミリーにおける新型の亜種だという。すでに複数の組織において被害が確認されているが、同社は現状確認されている感染活動について、不特定多数のユーザーに対してマルウェアを無差別に送りつけるキャンペーンであり、特定の企業を狙ったいわゆる「標的型攻撃ではない」と指摘している。
同社は、ランサムウェアへ感染した場合も金銭を支払わないよう推奨。「WannaCrypt」に対応した復号化ツールは、現状提供されていないが、同社では、開発を進めているとしている。
(Security NEXT - 2017/05/15 )
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