セキュリティベンダーのプレスリリースを装う「なりすましメール」 に注意を
マクニカネットワークスは、同社名や同社プレスリリースのタイトルを無断で利用した不審メールが確認されたとして、注意を呼びかけた。サイバー攻撃ではなく、広告目的のスパムと見られている。

問題の不審メール(画像:マクニカネットワークス)
同社によれば、問題のメールでは、件名に同社が過去に発行した「プレスリリース」や同社名を記載。
同社が発行したかのように装っていたという。攻撃の詳しい目的は不明だが、不正な広告の一種と見られる。
問題のメール本文には、件名と異なり同社とまったく関係ない「LED食品照明製品」について記載。画像が添付されていた。ただし、問い合わせ先には、同社がプレスリリースに記載していたメールアドレスがそのまま掲載されていたという。現在確認されている不審メールの文面は1種類だけで、これまでに同様の不審メールも確認されていない。
同社では、今回の不審メールについてサイバー攻撃ではないと判断しているが、メールと同社は一切関係なく、同社が発信したように見せかけており、類似したメールへ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/03/30 )
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