セキュリティベンダーのプレスリリースを装う「なりすましメール」 に注意を
マクニカネットワークスは、同社名や同社プレスリリースのタイトルを無断で利用した不審メールが確認されたとして、注意を呼びかけた。サイバー攻撃ではなく、広告目的のスパムと見られている。

問題の不審メール(画像:マクニカネットワークス)
同社によれば、問題のメールでは、件名に同社が過去に発行した「プレスリリース」や同社名を記載。
同社が発行したかのように装っていたという。攻撃の詳しい目的は不明だが、不正な広告の一種と見られる。
問題のメール本文には、件名と異なり同社とまったく関係ない「LED食品照明製品」について記載。画像が添付されていた。ただし、問い合わせ先には、同社がプレスリリースに記載していたメールアドレスがそのまま掲載されていたという。現在確認されている不審メールの文面は1種類だけで、これまでに同様の不審メールも確認されていない。
同社では、今回の不審メールについてサイバー攻撃ではないと判断しているが、メールと同社は一切関係なく、同社が発信したように見せかけており、類似したメールへ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/03/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MS、3月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性2件など修正
減少傾向続いたフィッシング攻撃、5カ月ぶりに増加
「ChatGPT」に便乗、偽アプリが出回る - 実際は情報盗むマルウェア
スマホ利用シーンの脅威トップ10を発表 - JSSEC
メタバースセキュリティガイドラインの一部を公開 - 関連3団体
2022年マルウェアの被害届出が約3倍に - 8割弱が「Emotet」
MS、2月の月例パッチで脆弱性76件に対処 - 3件がすでに悪用済み
「Firefox 110」が公開 - 脆弱性19件を解消、GPUサンドボックスを有効化
「Microsoft Edge」にアップデート - 独自に脆弱性2件を修正
洋菓子店になりすますフィッシング - 「受取人の確認」装う手口